出張LIBERO工房

2011年5月 依頼主:東京都/DYNAUDIO JAPAN株式会社様

高級オーディオで世界でも名高いDYNAUDIO(ディナウディオ)の輸入元へ行きました。
ピアノブラック塗装で仕上げられたスピーカーに着いた拭きキズがどうにかならないか?と
相談を受けました。
そこで、早速伺ってみることに・・・。

キズの具合はかなりひどいものです。デモンストレーション用でイベント会場などへの
貸出しが多いそうですが。
特に擦り傷がたくさんあります。クルマとは違って小さいボディ、磨きやすいのか
磨きづらいのか・・・?
しかしなんとかしたい!職人魂をくすぐります。
まずは、塗装面の汚れ、異物を取り除きます。
前面のユニット部にホコリや粉などが入らないよう、養生とマスキングをしっかり行います。
今回の依頼には、クリーンエクセル社の【エクセルコート溶剤】を使用します。
ポリッシャーとバフを数種類使い分け、塗装面を磨き、エクセルコート専用の下地処理剤でじっくり仕上げていきます。
次にコーティング剤を塗布します。
数時間寝かせたあと、再度コーティング剤を塗り、仕上げ拭きします。
指紋などは一切残さず仕上げるのが、MACCHINA LIBEROの品質です!
すみませんが、、この間の画像を今回は全く写せていませんでした!
それではBefore / After をご覧ください☆

before_after

深いキズもありましたが勿論、オリジナルの塗装を極力残すようにして目立たないレベルに仕上げることができました画像では蛍光灯の反射で少し白っぽく見えるかもしれませんが、実物は、施工前よりも黒が深い色になっています。(エクセルコート溶剤のもつ、浸透力の深さから表面だけが光るのではなく、塗装の深部から潤いのあるようなツヤが出るためです)今後、表面へのキズはつきにくくなり、またこの光沢が褪せることはありません。

【お客様からのご感想】

DYNAUDIO JAPAN株式会社 営業部長様より
弊社のスピーカーは、デンマークの家具作りのマイスターが1ペアずつ丁寧に製作される
まさに高級北欧家具の美しい仕上げも大きな価値となっています。
通常の木目仕上げは、少々の傷は目立ちませんし、時を経ると少しずつ「色やけ」がおこり、それがまた独特の色合いとして家具への愛着がわくものと考えていました。
数年前から、仕上げにピアノのような光沢をもつ、グロッシー仕上げが追加になり、市場でもたいへん人気のある仕上げとなりました。
反面デモ用の試聴機は、細心の注意を払ってもやはり細かい擦り傷や打痕がついてしまいます。
お客様の見本とするには、かなり見苦しいものとなり、こういった物はB級品として処分し
また新しいものをデモ用におろすということを繰り返していました。
今回マッキーナリベロさんより、磨いてみないかという話をもらったときは、正直言うとあまり期待していませんでした。木製品でもあり、場合によってはかえって傷がついたり、塗装がはげたりということも覚悟しました。
しかし、磨いてもらって驚きました。すり傷などは全くなくなりまさに新品の輝き。
表面は顔が全くゆがみなく写り込むほどの、まさに鏡面に仕上げられていました。
「深い傷や打痕はやはり残りました」と津田氏にいわれましたが、素人目にはどこに残って
いるのがわかりませんでした。家具は初めてとのことでしたので、時間もかかりましたが、その仕上がりには大満足しています。

(上記はあくまでも個人の感想です)